目的に応じたbitFlyer(ビットフライヤー)でのおすすめ入金方法を解説します。また、それぞれの入金手数料や反映されないときの原因と対策も説明します。
bitFlyerでの入金方法には、大きく分けて以下の2つの手段があります。
- 銀行振込
- クイック入金
また、厳密には入金ではありませんが、クレジットカードで直接仮想通貨を購入するという手段もあります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、あなたの目的に合った入金方法を選択すると無駄なく入金を行えます。結論から言うと以下のように選択すると良いです。
- 手数料を安く済ませたい:銀行振込
- いち早く入金したい:クイック入金
- 手数料は高くてもいいからいち早くコインを買いたい:クレジットカードで直接買う
では、それぞれの詳細や具体的な入金方法を見ていきましょう。
目次
入金方法1. 銀行振込
銀行振込での入金は、bitFlyerに反映されるまでに少々時間がかかりますが、手数料が安く済むのが特徴です。急ぎでない場合は銀行振込を選択するのが賢い選択です。
銀行振込での入金のメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット:振込手数料が安い
- デメリット:入金が反映されるまでに時間がかかる
銀行振込のメリット・デメリット
メリット:振込手数料が安い
bitFlyerの振込先は以下の2つから選択できます。
- 三井住友銀行
- 住信SBIネット銀行
そのため、もしこれら2つの銀行口座をお持ちでしたら、手数料が無料またはかなり安く入金することが可能です。また、もし他の銀行口座しかお持ちでない場合でも、他の入金方法に比べると安い手数料で入金することができます。
日本の仮想通貨取引所では、振込先として「住信SBIネット銀行」を指定しているところが多いです。そのため、もし住信SBIネット銀行に口座をお持ちでない場合は、これを機に口座を開設しておくことをおすすめします。
ちなみに、僕もこの機会に住信SBIネット銀行の口座を開設しました。
デメリット:入金が反映されるまでに時間がかかる
ただし、銀行振込で入金をする場合、実際に振り込んでからbitFlyer側で入金が反映されるまでに時間がかかります。
一般的な銀行の場合平日の9〜15時が営業時間なので、営業時間外に振り込んだ場合は翌営業日にようやくbitFlyerに反映されます。また、もし営業時間内に振り込んだとしても、bitFlyer側が振込内容を確認する必要があるので、反映されるまでにどうしても数時間ほど要する場合があります。
いち早くbitFlyerに入金させたい場合は、銀行振込は向いていません。
銀行振込での入金方法
bitFlyerトップページから「入出金」をクリックします。
「日本円をご入金」が選択されていることを確認します。
振込先口座情報が記載されています。三井住友銀行または住信SBIネット銀行から選択できるので、どちらかの口座に入金したい金額を振り込みましょう。
住信SBIネット銀行に振り込む場合は、振込人名義を「ユーザーID 名前」にする必要があるのでご注意ください。
入金方法2. クイック入金
クイック入金は、Pay-easy(ペイジー)やコンビニでの入金方法のことであり、リアルタイムでの入金が可能です。ただし、ペイジーでは一部対応していない銀行があります。また手数料がかかります。
そして、クイック入金を利用して入金すると、その金額分の資産を7日間bitFlyer以外に移動させられないというデメリットもあります。
いち早く入金を反映させたい場合は、クイック入金を選択するのが賢い選択です。
クイック入金のメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット:リアルタイムでの入金が可能
- デメリット1:ペイジーに対応していない銀行が一部ある
- デメリット2:手数料がかかる
- デメリット3:入金後7日間は資金の移動が制限される
クイック入金のメリット・デメリット
メリット:リアルタイムでの入金が可能
クイック入金を利用することで、24時間365日いつでもリアルタイムで入金をbitFlyerに反映させることができます。実際に僕がbitFlyerのクイック入金を利用したときも、数分で反映されていました。
デメリット1:ペイジーに対応していない銀行が一部ある
ペイジーを利用する際には先に確認しておきたいのですが、ペイジーに対応していない銀行が一部あります。クイック入金の利用が可能な銀行一覧はこちらからご確認ください。
デメリット2:手数料がかかる
クイック入金を利用する場合は手数料がかかります。ただし一律324円(税込)なので高くはないですね。
デメリット3:入金後7日間は資金の移動が制限される
クイック入金で入金すると、7日間は入金した金額分の資産の移動が制限されます。制限されるサービスは以下の3つです。
- 日本円の出金
- 仮想通貨の送金
- 「bitWire」機能
- 「ビットコインをつかう」機能
- 「Pay」機能
例えば、クイック入金を利用して10万円入金し、ビットコインを購入し、翌日合計資産が11万円になったとします。その場合、送金したり出金したりできるのは差額の1万円だけだということです。入金後7日経てば、この制限はなくなります。
僕自身、海外の取引所でしか買えない通貨があったのでその取引所に送金しようとしたのですが、入金から7日間経っていなかったので数日待たなければなりませんでした。その後その通貨を買おうとしたら本来買おうとしたときよりも高くなってしまっていました。
このようなこともあるので、クイック入金をご利用の際は7日間の資金移動制限があることも頭に入れておきましょう。
クイック入金での入金方法
bitFlyerトップページから「入出金」をクリックします。
「クイック入金」を選択します。
クイック入金の中には、「インターネットバンキングで入金する」「銀行ATMから入金する」「コンビニから入金する」の3つの選択肢があります。
「インターネットバンキングで入金する」では、さらにPay-easy(ペイジー)、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、イオン銀行の4つから選択できます。
「銀行ATMから入金する」では、Pay-easy(ペイジー)を選択できます。
「コンビニから入金する」では、これらのコンビニが選択できます。
クイック入金の中のどの入金方法を利用するかを決めたら、入金する金額を入力し、入金方法を選択します。それぞれの入金方法によってやり方は変わってくるので、その後の指示に従って進めてください。
入金作業が完了すると、bitFlyer画面上部の「残高」の部分に入金した金額が反映されます。僕はペイジーを利用して入金したのですが、入金作業が完了したとほぼ同時に反映されていました。
おまけ. クレジットカードで買う
クレジットカードで買うというのは、bitFlyerに入金するという一手間を省いて仮想通貨を直接購入するということです。
いつでもリアルタイムで購入でき、面倒な手間もかからない手段なのですが、上記3つの手段よりも手数料が高いです。
クレジットカードで仮想通貨を購入する場合は、手数料が決められておらず、購入時のレートや売り注文量をもとに算出しているようです。クレジットカードの手数料も上乗せさせられているので、どうしても高くなってしまうのです。
つまり、クレジットカードを利用する場合は、非常に簡単に仮想通貨を買える代わりに手数料が高くなるので、余程のことがない限り利用しないほうが良いでしょう。
念のためクレジットカードでの仮想通貨の買い方も説明しておきます。
bitFlyerトップページから「クレジットカードで買う」を選択します。
購入する通貨を選択し、購入する額を入力し、「購入内容確認画面に進む」をクリックします。
そしてあとはクレジットカードの情報を入力して購入すれば完了です。
入金が反映されない原因と対処法
クイック入金の場合はbitFlyerにすぐに反映されますが、銀行振込の場合はしばらく反映されない場合があります。原因としては、以下の3つが考えられます。
- 銀行の営業時間外に振り込んだ
- 本人以外の名義で振り込んだ
- アカウントIDを入力せずに振り込んだ(住信SBIネット銀行に振り込む場合)
反映されない場合はそれぞれ確認しましょう。もし本人以外の名義で振り込んでしまったり、アカウントIDを入力せずに振り込んでしまい、時間が経っても反映されない場合はbitFlyerに問い合わせてみましょう。
入金が完了したら仮想通貨の取引(売買)をしてみよう
では最後にそれぞれの入金方法についてまとめておきます。
- 手数料を安く済ませたい:銀行振込
- いち早く入金したい:クイック入金
- 手数料は高くてもいいからいち早くコインを買いたい:クレジットカードで直接買う
入金が完了したら、次は実際に仮想通貨の取引(売買)をしてみましょう。

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