仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」の登録方法と使い方を解説します。
bitFlyer(ビットフライヤー)は国内の取引所であり、セキュリティが高く、高性能な取引ツールが使えるのが特徴です。そのため、仮想通貨FXに興味がある人や、セキュリティ重視の人にピッタリの取引所です。
これからbitFlyer(ビットフライヤー)の登録方法と使い方を初心者にもわかるように詳しく解説していきます。順番に見ていきましょう。
目次
ビットフライヤーはセキュリティ面で信頼できる取引所
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコイン取引量国内No.1の取引所であり、特にセキュリティ面に力を入れている取引所です。
ビットフライヤーのセキュリティシステムには、大手金融機関よりも強固な技術を取り入れられており、セキュリティへの意識の高さが感じられますね。
また、一定以上の強度のパスワードしか設定できなかったり、ブルートフォースアタックから守るアカウントロック機能、自動ログアウト機能などにより、ITリテラシーの低い人をもハッキング被害から守るように考えられています。
最近でも国内取引所「Coincheck(コインチェック)」がかなり大きなハッキング被害を受けてしまいましたよね。セキュリティが特に重要視される仮想通貨業界だからこそ、bitFlyer(ビットフライヤー)はおすすめの取引所です。
登録・初期設定方法
手順1. アカウント登録
まず、「bitFlyer(ビットフライヤー)」を開き、赤枠で囲った部分からアカウントを作成します。ここではメールアドレスで登録していきます。
すると入力したメールアドレス宛にメールが届くので、そのメール内のリンクをクリックします。
このような画面が開くので、それぞれ確認してチェックを入れ、「bitFlyerをはじめる」をクリックします。
「まずは取引時確認の入力からはじめる」をクリックします。
名前、性別、生年月日、住所、電話番号を入力し、「登録情報を確認する」をクリックします。
確認画面が開くので、それぞれ確認して問題なければ「ご本人情報を登録する」をクリックします。
以上でアカウントの作成は完了です。引き続き初期設定を行いましょう。まずは本人確認からです。「続けてご本人確認を提出する」をクリックしましょう。
手順2. 初期設定(本人確認や二段階認証設定など)
これから初期設定を行うのですが、基本的には指示に従って進めていけばOKです。もし初期設定の具体的なやり方を見たい場合はこちらをクリックすると表示されます。
本人確認
本人確認で使用する書類を選択しましましょう。ここでは運転免許証を選択します。
指示に従って書類の写真を撮影してアップロードします。運転免許証の場合は、運転免許証の表面と裏面を撮影し、アップロードします。そして「ご本人確認資料を提出する」を選択します。
本人確認はこれで完了です。少し待てば本人確認は完了します。
では次は取引目的の確認をしていきましょう。
取引目的の確認
取引目的の確認は、ちょっとした質問に答えるだけです。それぞれ選択し、「入力する」をクリックしましょう。
「続けて銀行口座情報を登録する」を選択します。
銀行口座情報確認
銀行口座情報確認をおこなうことで、bitFlyer(ビットフライヤー)から登録した銀行口座へ入出金をおこなうことができます。
入出金をおこないたい銀行口座を登録しましょう。各項目を入力して「登録情報を確認する」をクリックします。
入力した情報を確認し、問題なければ「銀行口座情報を登録する」をクリックします。
銀行口座情報の登録は完了です。続けて入金を促されますが、ひとまずホームに戻りましょう。
ホームに戻るとこのような画面が表示されます。画面右下の「アカウント情報」を見ましょう。
現在こんな感じになっていると思います。ひとまず二段階認証をいくので、「二段階認証」という部分をクリックします。
二段階認証
二段階認証はセキュリティを高めるため、第三者による不正ログインを防ぐために必要な設定です。仮想通貨を扱う上でセキュリティ対策は必須なので、絶対に設定しましょう。
まずは「二段階認証設定を変更する」をクリックします。
すると、最初に登録したメールアドレス宛に確認コードが記載されたメールが送られます。一度メールの受信フォルダを確認しましょう。
こちらが実際に送られたメールです、赤枠で囲った部分に6桁の確認コードが記載されているのでコピーしましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の二段階認証画面に戻り、確認コードを貼り付け、「次へ」をクリックします。
今後二段階認証をおこなう際の確認コードの取得方法を選択します。3つの手段がありますが認証アプリをおすすめします。「認証アプリを使う」にチェックを入れましょう。
「いつ使用するか」という項目については、可能な限りセキュリティを高めるために3つともチェックを入れておくことを推奨します。
そして「次へ」をクリックしましょう。
するとこのような画面が開かれます。
利用できる認証アプリは3つから選択できますが、「Google Authenticator」がおすすめです。Googleが提供しているアプリであり、シンプルで使いやすく、多くのサービスに対応しています。
「Google Authenticator」をお使いのスマホにインストールし、bitFlyer(ビットフライヤー)の二段階認証設定画面に表示されているQRコードを読み取り、二段階認証を設定していきましょう。
また同時に、二段階認証を設定する際は、必ず二段階認証アカウントのバックアップを取る必要があります。二段階認証の設定が完了してしまうと、バックアップは取れなくなるので、この時点でバックアップを取るようにしましょう。
「Google Authenticator」での二段階認証の設定方法や、二段階認証アカウントのバックアップ方法の詳細はこちらで説明しているので、もしやり方がわからない場合はぜひ参考にしてみてください。

最後に、「Google Authenticator」に追加したbitFlyer(ビットフライヤー)の二段階認証アカウントに表示されている6桁の確認コードを空欄に入力し、「二段階認証を設定する」をクリックしましょう。
スマホのGoogle Authenticatorに表示されている確認コードは30秒毎に切り替わります。そのため、確認コードを入力する際は早く入力して「二段階認証を設定する」をクリックしましょう。
ただし、もし入力途中で切り替わってしまった場合でも、切り替わった後の確認コードを入力し直して「二段階認証を設定する」をクリックすれば大丈夫です。
以上で二段階認証の設定は完了です。
では次はFacebook連携を見ていきましょう。
Facebook連携
「Facebook連携」では、お使いのFacebookアカウントと連携することができます。連携することで、Facebookアカウントを利用してbitFlyer(ビットフライヤー)にログインすることができます。
ただし、個人的にはFacebook連携は利用しなくても良いかなと思います。もしお使いのFacebookアカウントのセキュリティが甘いと、そこからbitFlyer(ビットフライヤー)のアカウントに不正ログインされる可能性があるからです。
もしFacebook連携を使いたい場合は、Facebookのログインパスワードを厳重なものにしましょう。
携帯電話認証
携帯電話認証を行いましょう。携帯電話認証は本人確認のために行います。
「携帯電話認証」をクリックします。
携帯電話番号を入力し、「携帯電話認証をする」をクリックします。
するとSMSメッセージが入力した携帯電話番号宛に送られるので、スマホでSMSを確認し、記載されている確認コードを入力し、「携帯電話登録」をクリックします。
携帯電話認証は完了です。
では、IDセルフィーに移ります。
IDセルフィー
IDセルフィーは、写真による本人確認です。
記載されている注意事項を読み、自分の顔と指定された資料が一緒に写った写真を撮影し、添付します。そして「IDセルフィーを提出する」をクリックします。
IDセルフィーの提出が完了したらひとまずやることはすべて完了です。
上記の順番で進めていくと、おそらくこのような感じになっていると思います。本人確認資料はすでに承認済みになっていますね。
あとは、銀行口座情報の確認とIDセルフィーの確認を待ち、転送不要書留郵便が送られてくるのを待つだけです。
転送不要書留郵便の受取
転送不要書留郵便は、登録した住所に本当に住んでいるかの確認です。
本人確認が完了すると、登録した住所宛にはがきが送られます。大体2〜3日ほどで届き、特に何もしなくても構いません。(届けば確認完了というわけです。)
ちなみに、こちらが実際に届いたはがきです。
以上でbitFlyer(ビットフライヤー)でのアカウント登録と、最初にすべき初期設定はすべて完了です。
転送不要書留郵便は2〜3日ほど経ってから届き、それまでは取引などはできなので、余裕のあるときにアカウント登録を済ませておきましょう。
日本円の入金
bitFlyer(ビットフライヤー)に登録して初期設定も完了したら、次はbitFlyer(ビットフライヤー)に入金してみましょう。
まず「入出金」という部分をクリックします。
開いた画面の「日本円ご入金」という部分から、日本円の入金を行えます。
入金手段にはいくつかの選択肢があるのですが、それぞれのメリット・デメリットや具体的な方法はこちらをご覧ください。

仮想通貨の取引(売買)方法
bitFlyer(ビットフライヤー)への日本円の入金が完了したら、次は実際に仮想通貨を売買してみましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)で仮想通貨を売買する場合は、「ビットコイン販売所」「アルトコイン販売所」「クレジットカードで買う」「ビットコイン取引所」のどれかから購入可能です。
ただし、基本的にビットコインを売買する場合は「ビットコイン取引所」で、ビットコイン以外の通貨を売買する場合は「アルトコイン販売所」で売買すると良いです。なぜかというと手数料が安いからです。
特に、クレジットカードでの購入は手数料がべらぼうに高いのでご注意ください。
取引所と販売所の違いと使い分け方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

例えば「ビットコイン取引所」の画面はこのような感じです。こちらからビットコインの売買が可能です。
仮想通貨の取引(売買)の具体的なやり方については、こちらの記事で初心者向けに詳しく解説しているのでご覧ください。

bitFlyer Lightningでの取引方法
ビットフライヤーには、上で説明した取引方法の他に、「bitFlyer Lightning」という高機能取引ツールが用意されています。
bitFlyer Lightningとは、ビットフライヤーが独自に開発した取引ツールであり、簡単でありながら高機能な取引を行えます。通常の現物取引はもちろん、「ETH/BTC」「BCH/BTC」の通貨ペアの板での現物取引を行えたり、ビットコインFX、ビットコイン先物取引も行えます。
現物取引しか利用しないつもりの人でも、とても使いやすく高機能なので、ぜひ積極的にbitFlyer Lightningも利用してみてください。

仮想通貨の送金方法
最後に、仮想通貨の送金方法についてです。bitFlyer(ビットフライヤー)から他の取引所やウォレットなどに仮想通貨を送金したい場合、またはbitFlyer(ビットフライヤー)で仮想通貨を受け取りたい場合は、bitFlyer(ビットフライヤー)画面の「入出金」から行うことができます。
bitFlyer(ビットフライヤー)での送金方法の具体的なやり方はこちらで初心者向けに詳しく解説しているのでご覧ください。

スマホアプリの使い方
ビットフライヤーのスマホアプリは個人的に結構おすすめしています。使いやすいというのは大前提として、WEB版のビットフライヤーで行えることは、基本的にアプリでも行えるからです。
特に、ビットフライヤーアプリでも「bitFlyer Lightning」というプロユーザー向けの取引ツールを利用できることを初めて知ったときは、ちょっとした驚きがありました。
そんなビットフライヤーアプリの使い方は、こちらの記事で全機能を詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

セキュリティ重視・ビットコインFXをしたい人におすすめ
冒頭でもお伝えしましたが、bitFlyer(ビットフライヤー)はセキュリティに特に力を入れており、高性能な取引ツールがあります。
そのため、セキュリティ重視の人、ビットコインFXをしたい人には特におすすめの取引所です。ぜひ使ってみてくださいね。
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