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仮想通貨取引所での指値注文と成行注文のやり方と使い分け方

仮想通貨取引所での取引方法として、「指値注文」と「成行注文」のやり方とそれぞれの使い分け方について解説します。

初めて取引所を利用する人にとって、まず取引所の板の仕組みや取引のやり方を知る必要がありますが、取引方法にもメジャーなものとして「指値注文」「成行注文」というものがあります。

今回は、指値注文と成行注文の説明と、それぞれの使い分け方について説明していくので、わからない場合はぜひ参考にしてみてください。

MEMO

板での取引方法についてよく理解していない場合は、先にこちらの記事で板取引について理解しておくことで、この記事で説明することをスムーズに理解できます。

仮想通貨の取引所での取引方法:板での仮想通貨の買い方と売り方

「指値注文」「成行注文」とは

指値注文とは

指値注文とは、自分で価格を指定した注文のことです。自分で価格と数量を指定して注文を出します。

自分で価格を指定するため、取引しようとしている仮想通貨の今後の価格予想ができる場合は有利にトレードすることが可能です。

例えば、下の画像を見てみると、この時点でのビットコインの価格は807,214円です。

もしビットコインの購入を検討しており、この後価格が800,000円より下がると予想できるとします。

その場合、価格を800,000円に指定して買い注文を入れておくことにより、価格が800,000円を下回った場合にその時点での価格(807,214円)ですぐに購入するよりも多くのビットコインを手に入れることができます。

また、下の画像を見てみると、この時点でのビットコインの価格は807,464円です。

もしビットコインの売却を検討しており、この後価格が1,000,000円を上回ると予想できるとします。

その場合、価格を1,000,000円に指定して売り注文を入れておくことにより、価格が1,000,000円を上回った場合にその時点での価格(807,464円)ですぐに売却するよりも多くの日本円を手にすることができます。

指値注文を行う際の注意点や知っておきたいこと

ただし、指値注文をする場合は、自分が指定した価格に実際の価格が到達しない限り取引は成立しません。

例えば、現在の価格が800,000円だとして、今後700,000円まで価格が下がると予想して、価格を700,000円と指定して買い注文を入れたとします。しかし、結局価格は710,000円まで下がった後上がり続けていってしまった場合は取引が成立しません。

また、一度出した注文は取引が成立するか、自分で注文をキャンセルしない限り残り続けます。注文中は、その注文に利用している通貨を自由に取り扱うことができません。もし注文中に、注文に利用している通貨を別の取引に利用したい、送金したいなどというときには、一度注文中の注文をキャンセルする必要があります。

成行注文とは

成行注文とは、注文を出した時点での価格で取引が行われる注文です。成行注文では、価格はそのときの価格が自動的に適用されるため、取引する数量のみを自分で指定します。

そのときの価格ですぐに取引を行いたい場合に成行注文を利用しましょう。

指値注文と成行注文のやり方

指値注文のやり方

指値注文のやり方について、今回は国内の仮想通貨取引所「bitbank」を用いて説明します。とはいえ、基本的にはどこの取引所でもやり方は同じなので参考にしてみてください。

指値注文を行う際は、まず「指値」が選択されているかを確認し、買い注文をするのか売り注文をするのかを選択し、価格と数量を指定して注文します。

指定した価格に実際の価格が達したときに注文は成立して取引が完了します。

もし海外取引所で指値注文を行う際は、「Limit」というものを選択しましょう。指値注文のことを英語では「Limit Order」と言います。

成行注文のやり方

成行注文を行う際は、まず「成行」が選択されているかを確認し、買い注文をするのか売り注文をするのかを選択し、数量を指定して注文します。

成行注文では、注文を出した時点での最もお得な価格で注文が出されるため、取引はすぐに成立します。

もし海外取引所で成行注文を行う際は、「Market」というものを選択しましょう。成行注文のことを英語では「Market Order」と言います。

指値注文と成行注文の使い分け方

では、指値注文と成行注文の使い分け方を説明します。

基本的には指値注文でOK

まず、基本的には指値注文を利用すればOKということを理解しましょう。

指値注文では、自分で価格と数量を指定して注文しますよね。つまり、そのときの価格を自分で指定して注文を出すことにより、指値注文でも成行注文のような注文が行えるのです。

そのため、基本的には指値注文を利用すればOKです。

少しのチャンスも逃したくない場合に指値注文は強い

指値注文は少しのチャンスも逃したくない場合に強いです。理解しやすいように2つの例をもとに説明します。

MEMO

前提として、どちらの例でも取引を行おうとしている銘柄のその時点での価格は1,000,000円だとします。

例1

例えば、「これから寝ないといけないけど、寝てる間に買おうとしている銘柄の価格が900,000円まで下がるだろう。しかし、起きたときにはまた1,000,000円まで戻すだろう。」と判断できるとします。

こんなときには、価格を900,000円に指定して指値注文を入れておくことで、寝てる間でもチャンスを逃すことなく取引できます。

例2

日々チャートを見ているとわかるのですが、一瞬だけ価格が大きく上がったり下がったりし、すぐにもとの価格に戻ることが稀にあります。例えば、1,000,000円だった価格が瞬間的に1,100,000円まで上がり、すぐに1,000,000円に戻るといった感じです。

主に取引高の少ないマイナーな銘柄で起きやすいです。

このようなことがあるため、すぐに取引する予定がなくとも、今後買う予定の銘柄には買う予定の価格よりも低めの価格で指値注文を、今後売る予定の銘柄には売る予定の価格よりも高めの価格で指値注文を入れておくことで、思わぬ利益を得られることもあります。

ただし、これを実践する場合は、自分が注文を入れたことをつい忘れてしまいがちなので、定期的にチェックするなどしておくようにしましょう。

短時間で価格が大きく上昇(または下落)する場合に成行注文は強い

成行注文は、取引しようとしている銘柄が短時間の間に大きく上昇したり下落する場合に強いです。

例えば、買おうと考えている通貨の価格が秒を追うごとにどんどん上昇しているとします。そんなときに指値注文で取引しようとしていると、価格や数量を入力している間に価格がどんどん上がっていくため、いつまでも取引が成立せずに結果的に大きく損をしてしまうことがあります。

そんなときに成行注文を行えば、価格は自動的に指定してくれるので、すぐに取引を成立させることができます。

基本的には指値注文を利用しよう

今回は仮想通貨取引における指値注文と成行注文について、そしてそれぞれの使い分け方を解説しました。

先程もお伝えしましたが、基本的には指値注文を利用すればOKです。初めてだとちょっと不安だと思いますが、そんなときはいつも言うように少額で試してみましょう。

ぜひ今回の説明を参考にしながらやってみてください。

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